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ウバタマコメツキ

2014/07/04


 地味なコメツキムシですが、日本のコメツキムシでは大型種になるかと思います。山地の虫ですが灯火にも飛来します。むかし山間の旅館で時折見つけました。



 夜行性が強い虫かもしれませんね。昼間は手で触っても動こうとしません。コメツキムシというと手の中でもがいてペッチンペッチンとクリック音を鳴らすイメージがありますが、なんだかボーッとしています。



 腹面図。6肢をきちんとたたんで死んだふりをしています。蛹のように整っています。



 カブトムシやクワガタ目当ての夜間採集に行くと、本種が樹液に来ていることがあります。昆虫ゼリーで飼えますね。ベニカミキリのケージで同居させることにしました。しばらくするとゼリーを舐めている姿を見かけました。
 この虫、温厚そうな顔をして幼虫時代には、木に穿孔するカミキリムシ等の幼虫や蛹を捕食するらしいですよ。幼虫が朽木や植物の根を食べるコメツキムシも多いですが、本種は肉食性として知られています。
 オオクワガタのメスが、産卵のために朽木に穿孔中に他の幼虫を食べることが知られていますが、こうした穿孔タイプの食性は曖昧になることが少なくないと思われます。朽木食の虫がたまたま近くにいた虫を食べるとか、雑食性傾向のある幼虫がいるとか。葉食いであるジャコウアゲハの幼虫が共食いすることも知られていますしね。
 クワガタムシの愛好家にとっては、本種の幼虫は恐ろしい天敵ですね。もっとも本種は針葉樹に穿孔すると言われていますが。それも絶対ではないような気もしますけど。

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