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トビズムカデ2

2014/07/11


 愛知県の虫取り名人の方に抱卵中のメスを送っていただきました。ムカデの仲間は多くがメスが産んだ卵をそのまま孵化まで守る習性を持ちます。また1度の交尾で精子を長期間ストックし、何回か産卵を行ないます。サソリなどと同じですね。ところが、飼育下で繁殖を失敗するのが、観察によるストレスからメスが食卵することです。ほんと綺麗さっぱり残さず食べてしまいます。



 飼育下で産卵しても、わずかに刺激で易々と食卵に至りますが、自然界ではどうなっているのでしょうね。母親による抱卵は、孵化までの卵の生存率を格段に高めるというメリットがありますが、メスに食卵の習性があったのではそれも台無しです。産んだ以上は腹を据えて最後まで面倒みてもらいたいものです。



 抱卵中のメスをタッパーに入れて送ってもらったのですが、輸送中のストレスでの食卵の可能性がひじょうに高いと思い、ほぼあきらめていました。それでも受精後のメスであればまた産卵するはずです。ところが、筆者の手元に届いた時に卵はすべて無事だったのです。



 これまで何度か食卵を経験している筆者にとっては、かなり驚きでした。このメスを移動する勇気はありません。このまま何とか孵化まで維持してくれないでしょうか。
 到着後にいただいた送り主からのメールでは、さらに10頭ばかりの抱卵中のメスをストックしており、卵の中にC字型の影が見えてきたとのことでした。……魔法ですか? その魔法が送っていいた抱いたメスにも効いていると良いのですが。
 彼を師と仰ぎ教えを請えば、長期飼育と繁殖をことごとく阻まれ続けた筆者のヘボいムカデ飼育に光明が見えるかもです。

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