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ニイニイゼミ

2014/07/16


 日本を代表するセミの中では、少し小型のセミです。我々がよく知るセミの仲間、アブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシそして本種がありますが、本種はその中でも啼き声が目立たず、だんだん姿も見なくなってきました。クマゼミの勢力がどんどん強くなり、それが北上してきて、今ではアブラゼミよりも存在感があるようになりましたが、その競合に本種は押されまくり、地域によっては絶滅が心配されるほどとも聞きます。なので、こうして本種の姿を見ると思わずホッとします。うちのご近所や能勢山系ではニイニイゼミはまだまだ元気ですよ。



 ニイニイゼミは、アブラゼミよりも少し早く、6月中には啼き始めるかと思いますが、これはアブラゼミやクマゼミとの競合を回避するためですね。



 ニイニイゼミは、ニイニイとは啼きません。そう言えばどんなふうに啼いているか思い出せないですね。目立たないから。むかし捕まえたオスが手の中で、プーーーーンというふうに啼いていたのがつたない記憶に残っています。



 オスです。じつはこれはすでに死んでいました。ぶじに繁殖に参加でき役目を終えたのでしょうか。
 筆者のような、なまくら待ち受け状態でも、毎年2〜3頭の本種を見かけます。羽化後の脱け殻(セミヌードといいます……か?)や死骸を合せると、5〜6頭くらい。今後もクマゼミの北上に負けずに頑張ってください。競合は地下の幼虫同士でさらに激しいかもですが、小型種の省エネボディが幸いする場合も少なくありません。ファイトです。

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