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キリギリス3

2014/07/18


 条件さえそろえば、平地でもたくさん啼いているキリギリスですが、幼虫から飼育してみると以外に難しいということが判りました。スズムシやコオロギのように、いい加減な管理でも良い結果が得られるような虫ではないですね。



 6月24日の様子です。これで何令でしょう。小さな翅が見えるので、あと1回の脱皮で終令といったところではないでしょうか。



 産卵管はないですね。オスです、たぶん。



 なんだか最近、黒っぽくなってきた気がするのですが。アフリカのサバンナで大発生するバッタは、集団生活により体が黒ずみ翅が長くなるそうですが、1つのケージで複数飼育しているとこうなるのでしょうか?



 7月7日です。これでたぶん終令でしょう。少し色が明るくなった気がします。



 ケージの側面に貼り付いているところ。腹面から見るとこんな感じです。バッタそっくりですね。
 今では2頭しか生き残っていません。
 キリギリスの幼虫の飼育の難しさは、水枯れに弱いこと、脱皮中に共食いに遇いやすいことなどが考えられます。メンテナンスが面倒ですが、たくさん草を入れてシェルターを増やしたりすると良かったかもしれません。餌食いにもムラがあるように思います。スズムシやコオロギのようにモリモリ食べるところをあまり見ません。それにしっかり管理しないと、飼育下では成長も遅いようです。



 そろそろ野生のキリギリスたちの啼き声が聞こえます。うちのももうすぐ羽化する……はずです。
 恐るべき偶然で、野生の個体を1頭、通勤の帰路で見つけました。捕獲するのに下手をして後肢がなくなってしまいましたが。オスです。



 背面を見ると、前翅の付け根に発音器が見えます。



 長い触角です。これがキリギリスの仲間のバッタとはちがうところです。形態的にはコオロギよりもバッタにちかいように見えますが、翅の発音器や長い触角がコオロギ的です。



 頭部を前から見ると、やはりバッタのような顔をしています。コオロギの仲間はもっと丸い顔をしています。
 今年見た最初の成虫なので連れて帰ろうかとも思ったのですが、飼育中の幼虫を食べてもいやなので放すことにしました。残り少ない飼育下の個体の無事な羽化を祈りましょう。

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