1_萌萌虫雑記帳.png

スペキオーサ・ジュッセリーニ6

2014/07/30


 6月末に羽化した個体が、最近赤みが強くなってきたような気がするのですが、そんなことってあるのでしょうか。それとも筆者の錯覚でしょうか。外国産のヘラクレスカブトムシや翅鞘の黄色や緑のカブトムシあるいはクワガタムシでは、標本にすると生前の色が失われてしまいますが、それでも前胸の色が変わることはありません。前胸や頭部、6肢は、羽化する前からすでに固まっていて色も出ています。それが生きている内に変わるようなことがあるのでしょうか。



 最近、前胸と小楯板の赤みが強くなってきたと感じられる個体です。前項で同じ個体の写真を何枚か記載していますが、比べてみるとやはり赤みが強くなっています。



 この虫はタマムシ等と同様見る角度や明るさによって色が変化する虫ですから、見ようによって赤みも変わります。比較的赤みが薄らいで見える角度から撮ってみましたが、それでも赤いです。



 こうして書いていながら、筆者は成虫の色が変わるということには否定的です。これまでの経験でもそんな例を見たことがありません。でも自然界はしばしば筆者の認識や想像を超越するので、もしかしたらそんなことがあるのかなぁと思わないでもないわけです。
 どなたか、甲虫類の色変りについて情報をお持ちじゃないですか?



 ところで、羽化して1ヶ月になろうという個体がいるのに対して、今頃ようやく蛹化したのんびり屋もいたりします。この差はなんなのでしょうね。飼育下では、同じ条件で飼育しているのに生育状態に差が生じ、発育の早い遅いや体の大小が見られます。一腹のメスから得られた幼虫であってもです。飼育者にしてみると同じ条件で育てているという思いが強いので、この差に疑問を感じるのですが、自然界では羽化に時期的な差があったり体格の大小があったりすることは当たり前ですし、それを疑問に思う人も少ないでしょう。
 考えてみれば虫の成虫の寿命は短く、その発生期間を満たすには発育の早い遅いは必要になるわけです。たとえばアブラゼミがすべて一斉に羽化したとしたら、7月〜9月上旬という成虫の発生時期を満たせなくなってしまいます。7月上旬以降もアブラゼミが啼き続けるのは、早く羽化したものが死去した後からも新成虫が次々に羽化してくるからです。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM