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タマムシ

2014/07/30


 道端にタマムシが落ちていました。まだ新鮮な死体です。うちのご近所でも数年前まではよく飛んでいる姿を目撃できました。住宅地として造成されてからもひじょうに長い歳月、家が建てられずに空き地になっていたところが多かったですからね。筆者が越してきた頃は、まだ空き地の方が圧倒的に多い状態でした。樹液に集まる甲虫たちはいないものの、タマムシたちはサクラやエノキで繁殖し続けていたようです。



 こうして数年ぶりにその姿を見ると、まだいるんだなぁ、と心が温まります。死体なんだけどね。死体だけど、その輝きは変わりません。まぶしいです。



 表を向けてみました。アリンコたちがたくさんついています。タマムシの硬い体を、アリンコたちはどうにかできるのでしょうか。節と節の隙間に潜り込んで柔らかい身をほじくり出そうと言うのでしょうか。



 メタリックな輝きが美しいタマムシですが、翅鞘は拡大するとたくさんの小さな毛で覆われています。一定間隔に毛のない部分があって、それが一見して条に見えます。
 タマムシの仲間って変な甲虫ですよね。進化系統的には、ハムシとコメツキムシの間くらいの位置づけになるでしょうか。本種のような大型種は熱帯照葉樹林が似合いそうなダイナミックな虫ですが、チビタマムシの仲間になると、ひじょうに小さくてハムシよりも地味です。おそらくチビタマムシの方が祖先型に近いと思われますが、そこからどうまちがって光輝く大型甲虫が進化してきたのでしょう。そんなこと言ったら、あらゆる大型甲虫が不思議きわまりない存在に見えてきますけどね。





 後日、鳥に食われたと思われる死骸を見つけたので、画像を追加しました。

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