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カブトムシ

2014/08/05


 爬虫類のペット業界では、アルビノ品種がかなり人気になっています。コーンスネークなどでは様々なアルビノ品種が商品化されそれ以外の品種を圧倒しています。ヒョウモントカゲモドキ、ロイヤルパイソン、ベルツメガエルのアルビノも人気です。
 アルビノとは、メラニン(黒)色素が欠乏するアメラニスティックとほぼ同一視されることが多く、メラニン色素が欠乏するせいで瞳が赤いものが一般にアルビノと呼ばれています。ハイポメラニスティックのように黒色色素が欠乏ではなく減退によって体色に赤みが強くでるようなケースでは、瞳が赤くならず、アルビノではないと言う人もいます。
 魚類でもけっこうアルビノがいて、アルビノのコリドラスやプレコ、黄金のドジョウなどが有名です。黄金のドジョウは、金色ではなく黄色で、これもメラニン色素欠乏により生じます。同じ黄色のドジョウでも目が黒いものもおり、これはハイポメラニスティックと呼ぶのが適当だと思われます。
 体色の変異型は、遺伝子に由来しますから、劣性遺伝であってもその形質が発現している個体同士を交配すると、子供はその形質を受け継ぐので、選別交配によってアルビノ品種は作出できます。

 カブトムシにも赤みが強い個体がまれに出現することはむかしから知られており、子供たちは赤カブとか呼んで貴重がっていました。これはハイポメラニスティックの一例と言えますね。
 で、このたびレッドアイスーパーレッドなる品種のカブトムシを作出されたブリーダーの方からその幼虫をいただきました。品種を和訳すると"赤目でめっちゃ赤い"となりますね。すなわち目まで赤い、真っ赤な体のカブトムシというわけです。昆虫業界ではアルビノという言葉はあまり聞きませんが、これはもう典型的なアルビノ品種でしょう。




 いただいた幼虫は、2令に加令したばかりの個体6頭です。早い時期に羽化した成虫から繁殖した幼虫は今の時期すでに2令にまで育っているんですね。



 C字型に丸まった直径が15mmに満たないていどです。可愛いですね。



 体に対して大きな頭部、加令してあまり日時が経過していません。
 この時期すでに2令にもなっている幼虫は、順調に育てば来年は早い時期に羽化するでしょう。
 最近はチェックしてませんが、温室で育てて5月上旬に羽化させたカブトムシが市販されていたのを見たことがあります。あれは加温によって冬眠期間を短縮させたもので、強制的に早熟させたものでしょう。冬場を加温せずに自然に育てた場合は、早期に生まれたものは早く羽化する傾向が見られるようです。
 筆者の飼育経験でもこの傾向は観られましたが、同時期に孵化しても羽化の時期にはかなりバラつきがあったりもし、この場合の成育状態の差異は摂取したエネルギー量が関係しているのかも知れません。

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