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ニホンアマガエル5

2014/08/06


 筆者のうちの飼育動物専用温室のドアのところに野生のアマガエルがいました。乾燥にもよく耐え、水辺から離れたところにも棲むことは知っていましたが、繁殖に必要な水域は人間の足でも15分くらいはかかるところにしかありません。ご近所の方で庭に池を設けているところもなくはないですが、オタマジャクシが生育する環境ではなさそうです。
 生物の適応放散には、個体の移動は不可欠ですが、アマガエルでいったいどれくらいの距離を移動するのでしょうね。



 こうして休んでいる姿は愛らしいですが、彼女(たぶん)の暮らしぶりを考えると思いが複雑です。鳥などの捕食動物の餌食にならなければ、うちの敷地で暮らしていても食べ物にはそう困らないでしょう。よく太っていますし。ただ、ここでは繁殖に加わるのは無理です。



 体色がけっこう変わっています。茶色の個体と同じような斑紋がありますが、うっすらと緑色がのっています。アマガエルの体色のバリエーションは無限……ですか?
 じつは、春から飼育していた本種は、鳴き声がうるさいと不評で、今は手放してしまったので、飼育動物に加えられません。メスのようなので啼かないし単独で飼ってもよいのですが、体型を見ると独りで充分暮らしていけているようなので、このまま様子を見るとしましょう。

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