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トビズムカデ4

2014/08/06


 育児中のトビズムカデの続報です。飼育下での初めての繁殖ですが、幼虫たちの自立を見届けるまで、正直心配が尽きませんでした。



 7月24日。母親は依然として幼虫たちを抱いています。幼虫たちにも見た目に変化はありません。



 7月28日。4日前と大きな変化はありません。巣として利用しているタッパーの中には昆虫ゼリーを入れてやり、巣の近くには頭をつぶしたレッドローチを置いてやっていますが、いずれも食べているようです。幼虫たちにもこれらの食事を食べさせているのかどうかは観察できていません。



 7月29日。タッパーのフタを取ると中は不在です。母子共に姿が見えません。なんとフタの裏側に張りついていました。成虫の飼育でもケージのフタに張りついていて、危うく噛まれるところだったという経験が何度かあります。ムカデってこういうドッキリよくやりますよね。不在にドッキリ、フタにくっついてて手のすぐ近くにいて2度ドッキリです。



 フタに張りついた状態でも、器用に幼虫たちを抱えています。このようにして昆虫ゼリーやレッドローチを食べたりしているのでしょう。



 母親から離れている幼虫がいました。依然として淡い黄色一色で、とても自立できる感じではありません。栄養状態は悪くないように見えます。ムカデはどのようにして育児しているのでしょうか。
 本種は育児中に幼虫が2度の脱皮をするといいますから、こうして母親を離れることもあるのかもしれません。脱皮のあとの脱け殻は見当たりません。ヤモリの仲間のように自分で食べてしまうのでしょうか。



 8月4日。母親が巣から離れていました。人の気配がするとすごい勢いで走り回ります。育児モードは終えたようです。では幼虫たちは……。姿が見えません。まさか母親が食っちまった?
 タッパーを退けてみると、その下に固まっていました。母子共に巣から出ており、どうやらこれで育児が完了したようです。繁殖成功ですね。幼虫たちは少し色づいていて、ムカデらしい姿になっています。



 幼虫の体長は2cmくらいありそうです。以外に大きいです。孵化して3週間ばかりを母虫の元で過ごし、その間に2度加令するわけですから、それなりに成長しているわけです。
 幼虫たちは、プリンカップで個別飼育しようと思います。以前はムカデは昆虫マットを敷いて飼育していましたが、今回ミズゴケを敷いた状態で育児が良好な結果が得られたので、幼虫の飼育にもミズゴケを用いることにします。
 幼虫はとてもすばしこく、驚くほど速く走ります。すぐにミズゴケの中に潜り込んでしまいます。ミズゴケは保湿とシェルターの2役を演じてくれるわけです。レッドローチをつぶして与えましょう。そのうち生きたレッドローチを捕食できるようになるでしょう。
 母虫さま、お疲れさまでした。

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