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カナブン5

2014/08/03


 しばらくぶりにレアカラーのカナブンが届きました。最近ではカナブンもデザイナーズブランドみたいに色素変異型をカタカナ表記するんですね。おしゃれ! 筆者のように緑色個体とか言ってると、若い人たちに化石人類扱いされそうです。



 グリーンです。最近気づいたというか、思うのは、アオカナブンの方が、グリーンのカナブンよりも光沢が強いようです。アオカナブンの場合、フラッシュ撮影するとオレンジ輝くことが多く、さらには自然光でもオレンジの光沢が強い個体がいます。



 カナブンのグリーンの場合、そこまで強い光沢のあるものはかなり稀です。



 ダークグリーンです。暗色のグリーンですね。なかなかしぶいです。



 この個体の場合、とくに翅鞘が黒っぽいです。前胸や小楯板は同色で翅鞘だけ色がやや異なるというケースは甲虫類ではありがちなことです。羽化の前から体色が完成する胸部と羽化の後に色づく翅鞘とは発色の仕方にちがいが生じるのは不思議ではありません。胸部と翅鞘はもともと異質なものです。



 ディープグリーンは、グリーンに比べるとレアですが、今回は2頭届きました。



 ピントが合ってなくてアレですが、裏返っている個体を見ると、腹面もやはりディープグリーンです。腹節は翅鞘と同じく羽化後に色づくので、中胸腹面とは色合いがちがいますね。



 このしぶいグリーンがかなり気に入ってしまいました。色素変異は染色体に依存しますから、ダークグリーンを多く産する地域と言うものがあるはずです。ただ、一般的に珍重されてはいないようですが。



 これは、前胸も黒ずんでおり全体としてもいっそう暗いグリーンです。モスグリーンとでもしておきましょうか。これもかなりレアだと思います。



 レッドです。前胸が褐色で翅鞘が赤のツートンと言ってもよいでしょう。ただ、前胸も見る角度によってはかなり赤みが強く、ノーマルの褐色個体の赤みが強くなった変異型です。



 こうしてみると翅鞘はもちろん赤いですが、小楯板から前胸後縁にかけても赤みがのっています。頭部はかなりノーマルに近いです。



 なかなかじっとせず撮影に非協力的なので無理やり押さえつけました。腹面もかなり赤みが強いですね。6肢にも赤がのってます。腹節は翅鞘とは逆に赤みがあまりのっていません。



 スーパーレッドです。送り主がそうおっしゃっていました。ノーマルの赤みが強い変異型ではありますが、かなり暗色で、カナブン本来の深みのあるつやが失われています。たいへん変わった色素変異です。



 頭胸部のクローズアップ、光沢がひじょうに弱いですね。赤と言うよりあずき色です。



 本当に珍しい色のカナブンです。別種に見えます。つや消しカラーなんて見たことがありません。



 色的にカブトムシと似ていると思いました。あるいは栗色? カブトムシとのハイブリットだったりして。ないか……。

 今年の夏は、ネットのおかげでカナブンの様々な変異型を目の当たりにすることができました。あとはブルー系を見てません。フクエアオカナブンのネイビーブルーは見ましたけど。カナブンの季節が終わらないうちにまたネット検索してみましょ。

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