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カイコガ10

2014/08/06


 7月26日に最初に羽化したメスと同日羽化したオスですが、オスは29日に死去しました。雌雄は一緒にしていましたが、交尾は確認できていません。ただ早々にオスが死んだのは交尾を終えたからかと思うのですが。そしてその後、メスの産卵が始まりました。



 31日、昨日から産卵を始めたようです。最初はメスが足場として止まっている繭に10粒ばかりの卵がくっついているのを見つけました。そして31日の夜にみたところ、メスを収容している容器の縁にそって多数の卵が見つかりました。



 卵は真っ白というわけではなくうっすらと緑色を帯びて見えます。たいへん美しい卵です。



 8月2日。メスは再び足場にしている繭にもどり、そこにたくさんの卵を産み付けていました。繭や容器にくっついている卵は、指ではがそうとしてもなかなかはがれません。無理やりはがすと卵を壊してしまいそうでしたが、ためしにやってみると意外に強固で壊れることはありませんでした。



 8月4日。産卵は続いています。見ているとメスはほとんど動きませんが、時おり観察するたびに卵の数が増えて行きます。メスを収容している容器の中の3つの繭(いずれも抜け殻)は、たくさんの卵で覆われて行きました。そしてこの日の午後、メスは繭に止まった状態のまま、まるで生きているような姿で息絶えていました。



 左が29日に死去したオス、右がその後8月4日まで産卵し続けたメスです。お疲れ様でした。オスの死骸にも1つ卵がくっついてますね。

 あるサイトによると、卵はさんらんから2日もするとほのかにピンクに色づくのだそうです。ところが今回産み落とされた卵にはそのような兆候が見られません。交尾は成功せず、メスは無精卵をむなしく生み続けていたということでしょうか。もうひとつの可能性は、越冬卵であるということです。卵がひじょうに強固なのは越冬に備えてのことなのでしょうか。ただ、今の時期、越冬卵を生むにはまだ早いと思われます。また別のサイトでは、孵化する卵もあれば来年まで休眠する卵もあるとありました。同時に産卵されたもののなかに、早期に孵化するものと越冬するものが混在するということはないでしょうから、このすべてが越冬卵か早期に孵化するか、両方の可能性があるということなのでしょう。無精卵の可能性も含め、結果は遅ければ来年の春にならないと出ないということです。
 見たところ、早期孵化の様子はなさそうですが、それに備えて加湿したティッシュを容器内に配し、孵化の準備をしておこうと思います。

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