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キリギリス6

2014/08/13


 キリギリスの啼く期間は短いです。7月末に羽化して、もう声を聞けなくなってしまいました。雌雄を同居させしかも10匹以上を1つのケージで飼っていたわけですから、そもそもこれが短命の原因になったにはちがいないのですが。自然のキリギリスも今はもないていません。つい先日まで、駅から家までの行き帰りによく声を聞いたのですが。野生のものも繁殖行動を済ませ、今や成虫としての役目を終えたようですね。



 メスはまだ7頭が健在です。まだお腹の大きなメスもいて、さらに産卵を続けるものと思われます。



 一方、オスの方は次々と死去して行き、ついに1頭を残すのみとなってしまいました。このオスも長くはないでしょう。
 死去したキリギリスは、主にメスが食べているようです。死体をむさぼっているのはたいていメスでした。産卵をひかえたメスにとって新鮮な死骸は貴重なタンパク源です。
 飼育下でオスを長生きさせ、少しでも長く啼き声を聞きたいと思うなら、単独飼育が良いと思われます。小さな風通しの良い虫かごにでも収容し、餌と水分を与えておけば、複数飼育よりは長生きするでしょう。キリギリスのオスはテリトリー意識が強いと言われています。複数飼育していると競い合って啼いているのがよく解ります。単独飼育でも互いの声が聞こえるところに虫かごを配しておけば、競い啼きを聞くことができるでしょう。

 とりあえず、成虫まで育てて産卵を観ることができたので、これで良しとしましょう。キリギリスの幼虫からの飼育は思いのほか難しかったです。最初から個々の幼虫を単独飼育するのが生存率を高める秘訣かもしれません。肉食性の強い虫ですから、加令のための脱皮中に食されてしまうこともあるでしょうし。
 また、幼虫の餌としてタンポポの花やヨモギの若葉が不可欠とも言われます。これら野草の調達もなかなか面倒なものです。動物質として虫の死骸なども与えなければなりませんし。プラケースの側面を登りますし、跳躍力も強いですし、捕まえると噛みますし、幼虫からの飼育はかなり面倒です。
 筆者のようなものぐさ人間には、コオロギ類の方が楽でいいですね。来年、キリギリスが孵化したら、少数の個体を試験管かなにかで単独飼育しようかな、とか考えています。

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