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コフキコガネ

2014/08/20


 今年はコフキコガネをほとんど見かけません。去年はどんな状況だったか、よくは覚えていませんが、オオコフキコガネやヒゲコガネよりはよく見かけたと思います。列車の乗務員をしていた頃にはいろんな駅のホームで、灯火に飛来した本種を見かけました。今年は関西では梅雨に雨が少なく、夏になってから雨が多く気温が低めでした。お盆前に大型の台風が上陸し、お盆過ぎてから本格的な猛暑が到来したって感じです。この気象条件がコフキコガネの発生を妨げているのでしょうか。



 オスです。これと、あとは死骸を1頭見つけたくらいです。まだまだ暑い日が続きますから、これからも本種が飛来する機会はあるとは思うのですが。サイト等では成虫の発生時期は6〜8月としているのがほとんどで、その通りならそろそろ成虫の時期も終わりです。



 オオコフキコガネよりもやや小型であること、白毛ではなく黄毛が密集し、毛はオオコフキコガネよりは脱落しにくく、体色が明るい色に見えることなどのちがいがあります。オオコフキコガネも腹面には黄毛を生じますが、本種の方がもっと黄色いです。



 体側では、腹節の縁に並ぶ毛の束がひじょうに鮮明で特徴的です。



 オスはやはり触角が大きく、メスとの差異は明らかです。



 この個体は、ひじょうに黄色が強いですが、もう少し白っぽい個体もいます。毛が脱落したあとの体表の色は、頭部や前胸では暗褐色ですが、翅鞘はもっと明るい茶色です。また、翅鞘の方が毛が脱落しにくく、前胸が黒く翅鞘が黄色に見える個体もいます。オオコフキコガネは胸部も翅鞘もあまり色に差がなく、少し赤みのある暗褐色です。
 8月もそろそろ下旬になります。残された夏に間に本種を見かけることはあるのでしょうか。

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