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ミヤマクワガタ3

2014/08/24


 8月5日に飼育を開始したペアがいまだに健在です。筆者のところに来るまでにも採集者のところで数日間はストックされていたようですから、人の手に落ちてから3週間以上生きていることになります。筆者の経験では本種をこれだけの期間飼っていたことはあまりありません。典型的な森林性の昆虫ですから、飼育下で低温多湿な環境を維持してやることが難しく、なかなか長くは飼えない虫です。



 いちおう産卵セットは仕立ててありますが、繁殖への期待はありません。たっぷり水を含んだ朽木をマットに埋め込み、さらに加水することで多湿状態を維持しやすいというメリットを求めたわけです。



 メスにより産卵行動の痕はいまだに見つかりませんが、今でもひじょうに食欲旺盛で、昆虫ゼリーはきれいに食べられています。健康な証拠ですね。



 ミヤマクワガタは、オオクワガタやヒラタクワガタのように成虫で越冬することはありません。長く生かせたとしても先が知れています。カブトムシ、シラホシハナムグリ、ミヤマカミキリ、アオドウガネ、クロカナブンらと共に、どれだけ生きるかの耐久レースです。

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