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キムネハラボソツリアブ

2014/08/27


 じつはこれは1ヶ月も前に見つけた虫です。全長が3cmを切るほどの小さな虫でしたが、初めて見るものでした。ハチかなとも思いましたが、翅の形状がハチではありませんよね。ネットでも検索できなかったので、スマホのアプリ「虫判定器」に送信したところ、カワトンボ属という答えが返ってきました。……ひどい、と思いました。



 どうやらこれは双翅目の仲間のようです。目の形もハエっぽいですし。双翅目の仲間は後翅が退化的で前翅だけで自在に飛び回る仲間で、ハエやアブ、カ、ガガンボなどが含まれます。どうやらハラボソツリアブの仲間のようだ、というところまではネットで検索したのですが、なかなか種の同定に至りません。



 あるサイドで、キムネハラボソツリアブの名称とその写真を見つけ、これでまちがいなさそうだと思いました。より正確を期したかったので、他にもいろいろ探してみたのですが、本種に関する記述は見つかりませんでした。



 同名の虫が、群馬県で絶滅危惧粁燹∈覿霧で準節滅危惧種に指定されているとありました。環境省が編纂しているレッドデータブックの内容を紹介したサイトに依るものです。レッドデータがそのまま種の存在の危機を表すものとは限りません。たとえば筆者も飼育したことがルテングチョウは、東京では絶滅、青森では準節滅危惧種に指定されているそうですが、筆者の家の近辺ではけっこう見かけますし、大阪府池田市の五月山ではしばしば大発生するそうです。
 でも、本種については実物になかなか出会えず、ネット上にも記述がほとんどなく、虫判定器ではカワトンボと言われてしまいます。棲息個体数は多いとは言えないようですね。

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