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アフリカツメガエル

2014/08/29


 南アフリカ原産の水棲のカエルです。魚と同じようにアクアリウムで飼えます。カエルですから肺呼吸なので、時折呼吸のために水面に上がるので、その余地がないようにフタをすると溺死します。
2001年に熱帯魚の水槽の中で魚たちと混泳させていました。



 偏平な体をしており四足が体の横方向に突き出ています。後ろ足はひじょうに大きく、水掻きもとても大きく、高い遊泳能力を持っています。



 魚感覚で飼えるところが楽でいいですね。小さいカエルなので、魚を食べてしまうこともありませんし。もっとも成長はけっこう早いので、ひじょうに小さな個体を買ってきてもすぐに大きくなり、小指の先くらいだったのが、いつの間にか親指くらいの大きさになります。



 腹側からみると後ろ足の大きさがよく目立ちますね。前足は細く小さく、指がたいへん長いです。
 時々脱皮します。脱ぎ捨てた古い皮は自分で食べてしまいます。



 おおむね水底にたむろしています。けっこう愛嬌のある顔をしていて可愛いです。同居の魚も魚食魚のよな気の荒いものでなければ、円満な関係を保てます。



 ほんとに薄っぺらい体をしていますね。祖先が苦労して陸棲動物に進化したというのに、再び水棲生活に舞い戻ってしまいました。両生類の仲間には、水棲生活者がけっこう多いです。現生種で水陸両生なのは、むしろカエルと一部のイモリくらいのものでしょう。繁殖や幼生の生育に水が必要ですから、はなっから水の中にいれば手っとり早いわけですよ。
 生物の進化を単一的にとらえると、これは矛盾のように思えますが、新たな動物群として成功したものたちは、あらゆる環境に適応放散してゆきますから、水域にも進出して行くのは当然ですし、そこで競合する動物に負けなければ、繁栄を築いてゆきます。



 クリル(乾燥エビ)を食べているところです。地上性のカエルのように生きた虫でなくても、熱帯魚の餌もよく食べます。また、地上性のカエルのように舌を伸ばして獲物を採ることはなく、長い指の前足でかきこむようにして食べます。地上性のカエルでも似たような動作をすることはありますけどね。
 基本的に頑健種ですが、水質の変化に弱いところがあって、水質があるていど劣化すると続々と急死してゆくということがありました。

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