1_萌萌虫雑記帳.png

クレステッドゲッコー

2014/09/03


イシヤモリ亜科の仲間は、古い時代にオセアニア、ニューカレドニア諸島辺りで独自の進化を遂げた動物群で、ユニークな形態や生態のものが多いようです。この地域は、大陸移動によって古くから他の地域から隔絶されたため、哺乳類等においてもカンガルーやコアラやその他の多くの有袋類のように、他では見られない動物群が多く棲息しています。
 本種は1800年代後半に数十頭の個体が発券されて以降、1900年末まで100年以上に渡って姿をくらましていたという曰く付きのヤモリです。しかしながら飼育繁殖が容易なため、その後CB個体が多数出回るようになり、現在は入手はそれほど困難ではありません。ただ、出回っている個体のほとんどがオスで、メスが高価なうえ入手が困難という問題があって、ヒョウモントカゲモドキほどにはポピュラーになっていません。基本的に虫食いですが、フルーツもけっこう食べます。ニューカレドニアに分布する樹上性ヤモリです。オウカンミカドヤモリという別名でも知られています。



 2003年から数年間飼っていました。温厚で物おじせず頑健と、2拍子そろったヤモリです。体に対して頭部が大きく、なかなか愛嬌があります。



 目の上にあるマツゲがオシャレですね。これはウロコの形状が変化したもので、毛ではありません。その機能についても不明です。



 フルーツ好きということで、昆虫ゼリーもとてもよく食べます。バナナやリンゴ、マンゴーなども大好きですが、食べ残しに小バエが大発生しますので、小量ずつ与えます。



 飲み水も重要です。夕方以降か夜間ケージ内にスプレーしてやるのもよいですが、筆者は水入れを用意していました。また、飼育下ではカルシウム不足になりがちなので、添加剤やガットローディングでカルシウムを補います。



 樹上性動物ですから、立体行動のできるレイアウトは必須です。観葉植物などをケージ内に入れるとよいと言われていますが、その場合は植物の管理もつきまとうので、ポトスのような丈夫で室内栽培向きのものを選ぶとよいでしょう。



 筆者が詳しくありませんが、本種にも色彩バリエーションがいろいろあって、様々な品種も出回っているようです。



 尻尾を枝に巻き付けて体を支えることもよくありますが、自切した場合再生しません。ハンドリングする場合は、尻尾に触れないように注意が必要です。飼育者に慣れるとハンドリングや手で餌を与えることもできるようになります。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM