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テラトスキンク

2014/09/03


 中国西部からアラビア半島に棲息する砂漠性のランドゲッコーです。地表性で日中はかなり深く穴を掘ってその中にいるようで、乾燥系のヤモリですが、穴の中はかなりの湿度が保たれており、それが皮膚呼吸にとって重要になるのだそうです。体や四肢はかなり大きな鱗に覆われ、尾の背面はさらに大きな鱗になっています。大きな目玉にはひさし状の鱗が発達していて愛嬌があります。適切な環境を飼育下で再現するのが難しく、飼育困難な種と言われてきましたが、飼育ノウハウも蓄積されCBも出回り、ずいぶん飼いやすくなったようです。



 ヤモリなのにトカゲみたいな名前が付いていますが、これはおそらくよく目立つウロコのせいでしょう。別名はトルキスタンスキンクヤモリです。2002年から2年間飼っていました。



 危険を感じると四脚で直立し、とつぜん猛然とダッシュします。飼育を始めたばかりの頃は、ひじょうに神経質で、扱いに難儀しました。一見のんびり屋に見えて、逃げるときにはすごいスピードが出ます。あわてて捕まえるとウロコが落脱します。ウロコはとてもはがれやすいです。



 それでも飼い込むうちに徐々に慣れてきて、人に対する警戒心も薄れてきました。愛嬌がある顔だちをしているので、慣れるとたいへん可愛いです。



 すっかり環境に馴化した頃に、ヒョウモントカゲモドキやヘルメットゲッコーと同居させてみましたが、他のヤモリをとても怖がりました。単独飼育向きです。



 飼育環境に馴化し、人にも慣れると、ケージの中で寝そべっている姿をよく見かけるようになりました。



 砂漠性のヤモリということで、細かい砂を敷いてやりましたが、シェルターには市販の素焼きで上部に水を入れられるタイプのものが役に立ちました。このシェルターは内部の湿度を保つのに適した構造になっています。しかしながらすぐに水がなくなってしまうので、しょっちゅう補給してやらないといけないのが欠点でした。本人は愛用してくれていましたけどね。砂を掘ったりせず、素直にこのシェルターを活用していました。
 とにかく最初はひじょうに神経質です。慣れてからでも慎重に扱わないと、もがいてウロコが大量に脱落したり、尻尾を自切したりしてしまいます。


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