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カナブン9

2014/09/03


 早いもので今年ももう9月ですか。本種やアオカナブンの成虫はもはや生きた姿を見ることはできませんが、クロカナブンやシラホシハナムグリは今も飼育下で生き残りがいますし、クロハナムグリの成虫たちもいまだ元気にしています。
 夏の終わりに、今年集めたカナブンたちの色彩変異を並べてみようかと思います。念のために付け加えておきますが、ものぐさな筆者は山に分け入って採集したわけではありません。ネット上で見つけたものばかりです。




 写真ではかなりサイズ差が見られますが、これは写真の都合であって、実際には本種に関しては大きさの個体差はこのように大きくはありません。
 それにしてもこれほどの色彩のバリエーションの豊富さは、世界的に見ても珍しいのではないでしょうか。テントウムシのように模様の個体差が劇的なものは別として。本種が身近にいるありふれた虫でなければ、マニアが殺到するのではないでしょうか。現状でもかなり愛好家はいますけどね。



 最後の3頭は、左2頭がアオカナブン、右がその亜種のフクエアオカナブンです。アオカナブンはカナブンの緑色個体と酷似するが、体型がいくぶんスマートであるとよく言われます。それに加えて色合いにも少々ちがいがあり、本種はカナブンよりもツヤに深みがあり、見る角度や写真の写り方に大きな差が出ます。また、オレンジ光沢が強く出るのも本種です。このオレンジ光沢は個体差がかなりありますが、写真でうまくそれを再現するのがなかなか難しいです。肉眼でオレンジ光沢が少なく見えてもフラッシュ撮影ではそれが強く出たり、逆に肉眼で強いオレンジ光沢を放つ個体が、写真にはそれが充分に写らなかったり。
 カナブンの色彩変異は、おそらく遺伝子性のものと思われます。近似色同士を選別交配し続けることによって、緑色群や赤色群、青色群を固定することができるかもしれません。

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