1_萌萌虫雑記帳.png

アゲハ

2014/09/12


 たいへん身近にいる生き物ですが、その美しさと形態のユニークさ、大きさは絶品です。これほどのチョウが、都会化が進んだ平地にも普通に棲んでいるところが不思議に思えます。本種がレア種だったらコレクターでなくても多くに人々を魅了することでしょう。
 日本では北海道から南西諸島まで見ることができ、台湾や朝鮮半島、中国にも棲息します。ハワイにも帰化しているとも聞きます。
 オオムラサキやアサギマダラで標本箱をいっぱいにするコレクターはいますが、アゲハをずらりと並べた標本箱を持っている人は日本にはいないでしょうね。



 どうです? この美しさ、それに後翅にある尻尾のユニークさ。サイズも日本のチョウとしては最大級でしょう。こんな虫がワラワラいるって、なんだかすごいと思いません?
 チョウの仲間はガとちがって、なかなか筆者に撮影を許してくれません。当ブログにチョウの記述が少ないのは、彼らが一瞬目の前をよぎるだけの無愛想な存在だからです。
 そうした中で、本種はまれに撮影に協力的で、こうして手に止まってくれさえすることがある貴重な存在です。多くのチョウがこんなだったらいいのにね。



 翅は裏側の方が色彩豊かです。とくに後翅では青とオレンジがよく目立って綺麗ですね。



 後翅の色合い豊かな部分をズームアップすると、鱗粉の並んでいる様子がよく判ります。



 餌である花蜜を見つけるために視力は良いようです。見える波長の範囲は広くないでしょうが。上の写真は頭部を横から見たところです。右側にストロー状の口器がきれいに巻き上げられているのが判りますね。

 本種は、卵からの飼育も難しくなく、春〜夏にかけての幼虫であれば短期間で羽化に至り、劇的な変化を観察できます。子供たちが自然と親しむための学校教材として普及させてほしいものです。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM