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ホソワラジムシ

2014/09/12


 ダンゴムシと同じく、庭先でも見つかる身近な動物です。落ち葉や石の下、倒木、腐葉土中などに棲息し、人家付近では、植木鉢の下や時には家中でも見かけます。ダンゴムシに比べるとかなり歩行速度が速いので、行動範囲の拡大にも積極的なのでしょう。時々家の中にまで入り込んでくるのはそうした習性から来る行動だと思われます。もともとは外来種で温暖な地域に広く分布し、日本では中部地方以南に棲息します。



 なんで雑虫ではなく庭虫に入れたかと申しますと、爬虫類の餌として養殖されたものを購入したからですよ。これを飼っていた2003年当時は、意外と身近で見かけませんで、餌虫を通販で買うついでに注文しました。ダンゴムシよりも動きが良いので、餌虫には向いているでしょうね。



 自然科学にあまり興味のない人にとっては、ワラジムシもゾウリムシも一緒なのだそうですが、ゾウリムシは顕微鏡サイズの微生物です、念のため。
 それにしても、種々のエキゾチックアニマルがペット化されると、ワラジムシまで養殖されるんですね。あまつさえアルビノワラジムシがネットオークションに登場したり……。楽しいですね。



 脱皮中です。先に上半身を脱ぎ終えました。



 いつの間にやら、繁殖していました。上の成虫の写真とは同じ縮尺なので孵化直後の幼虫の大きさと比べてみてください。



 トカゲの餌として使っている小松菜を分けてやると、モリモリ食べていました。熱帯魚用の飼料などもとてもよく食べます。餌としてはコオロギやスズムシと同じと考えて良いですね、雑食です。



 オカダンゴムシと本種は、しばしば同じ場所で見つかります。生態も形態もよく似ており、同じ飼い方で飼育繁殖が観察できます。分類的には両者とも等脚目ワラジムシ亜目に属し、それぞれワラジムシ科とダンゴムシ科に分かれます。ダンゴムシ科の仲間は、体高があり丸まって身を守る構造を進化させた仲間だと言えますね。

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