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秋の啼く虫15連発(1)
マツムシ

2014/09/28


 今年も夏の終わり頃から声を聞きますが、チンチロリンなんて啼く虫というのもずいぶん変わってますよね。雑木林の周辺、ススキ原、海岸付近の草むらに多く棲息する虫ですが、筆者の住む山岳地でもけっこう啼き声を耳にします。夜遅くに駅から家に向かって歩く途中、このユニークな声を聞くことができます。



 2005年の秋には、啼く虫をあれこれ飼育しましたが、本種はむかしから飼ってみたいと思っていた虫でした。駅前の草むらの中にけっこうたくさん棲んでいて、時折道端に姿を見せることもありました。上の写真はオスです。



 メスです。前翅が脱落していますが、メスの翅が脱落しやすいところはスズムシと似ています。



 飼育レイアウトは、高さのあるプラケースに、昆虫マットを浅く敷き、枯れたススキをたくさん刺しておきます。餌は櫛に刺した野菜と浅い皿に入れたリザードフードや熱帯魚用の餌。啼く虫はコオロギ類キリギリス類を問わず雑食性です。枯れススキは産卵用です。



 マツムシはコオロギ類なのに、地中に産卵せず、枯れススキなどに産みます。そのせいか立体行動がけっこう得意で、プラケースの側面を平気で登ります、難儀なことに。おまけにジャンプ力も強いので、メンテナンスの時に逃げられないようにするのが大変でした。
 上の写真に写っているメスは、翅が綺麗にそろっていますね。
 10月半ばには衰弱して死んでゆきましたが、オスは弱り切ってもかすれた声で啼いていることがありました。野生採集のものを成虫から育てたのですが、産卵にはいたりませんでした。採集前に産卵を終えていたのかもしれません。繁殖を狙うにはやはり幼虫から育てる必要がありますね。

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