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秋の啼く虫15連発(2)
アオマツムシ


 その名のとおり、形態はマツムシを緑色にしたような感じです。啼き声はマツムシの啼き方を早くしたような感じで、しかも連続して啼き続けます。棲息地では大発生するので、かなりうるさいです。筆者の家の周りでもひじょうにたくさん啼いていて、ちょうど今頃、夜間に扉を開けるとかなりすさまじいです。明治時代に中国から移り住んだ外来動物だそうです。大陸ものは上品さに欠けますね、見た目は綺麗なのに。
 草むらよりも樹上生活が好きなようで、街路樹などに群生しています。メスは樹皮下などに産卵します。2005年に飼育を試みました。



 オスです。綺麗でしょ? 頭部から胸部の側縁を走る黄色いラインが前翅にまで達しており、とてもオシャレです。こんなに美しいコオロギの仲間は他にいませんね。



 メスも同じように綺麗です。前翅の緑色がオスよりも鮮烈で、色合いではメスの方が鮮やかですね。リザードフードを食べているところです。肉食系のドライフードですが、加水してやると食いつきがよいようです。



 飼育レイアウトは、プラケースに昆虫マットを敷き、クワガタムシの産卵用に用いる朽木を横たえ、庭に植えてあるシラカシの枝を足場として入れてやりました。餌は櫛に刺した野菜と肉食系のドライフードです。コオロギの仲間なのに、地表を駆け回るよりも枝上を歩き回るのが得意なようです。あまり素早く逃げ回ったりジャンプしたりせず、扱いは楽でした。



 啼いているオスです。スズムシほどではありませんが、かなり翅を立てています。



 飼育密度を過密にしても問題はありませんでした。自然界でも群生するので、テリトリー意識はそれほど強くはないのでしょう。



 交尾行動はしばしば見かけましたが、産卵にはいたりませんでした。9月中旬以降から飼い始めたのですが、メスたちはすでに産卵を終えていたのでしょうか。あるいは飼育レイアウトが産卵には適していなかったのかもしれません。
 家の周囲や駅前で時折、灯火に寄ってきたと思われる本種を目にしますが、その多くがなぜかメスです。

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