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秋の啼く虫15連発(6)
クマコオロギ


 本州以南に分布する小さなコオロギです。体長13mm程度。翅は短く腹部の半分程度を覆います。オスはリッ、リッと間を置きながら啼きます。高湿度の草地等に生息していますが、平野部では湿田の乾田化などにより生活環境が失われ、数を減らしつつあるそうです。



 2005年に鳥取県から届きました。それまで本種の存在を知らなかったのですが、調べてみますと、むかしは平野部でも普通にみられた種のようです。都会化が進み、平地の草原が限定的になって行くと、エンマコオロギやオカメコオロギ等が幅を利かせるようになり、本種は急速に衰退して行ったようです。



 それほど跳ね回ることもない扱いやすい虫なので、小さなプラケースに昆虫マットを敷き、流木や木炭で地形効果を作ってやりました。餌は櫛に刺した野菜と肉食系のドライフード、一般的なコオロギの飼い方です。



 オスです。啼き声はそれほど珍しい感じではありません。もしかすると筆者が幼い頃にはそれとは知らず声を聞いたいたかもしれませんね。



 メスです。小さな翅がまるで終令幼虫のようですが、成虫です。
 この虫は土を掘って潜り込むことをよくやりました。飼っているとマットに小さな掘り返し痕がどんどん増えてゆきました。



 たくさんの卵を産みました。卵はかなり深いところにも産みつけられており、地中に潜り込んで産卵したと思われます。
 残念ながら翌春になっても幼虫が孵化することはなく、ガックリと肩を落とした次第です。

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