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スズメバチ2

2014/09/28


 今年も筆者の家の周囲にスズメバチが飛来する季節になりました。すぐ間近を飛ぶと、ブーンという大きな羽音が重量感があって、小型戦闘機みたいです。住宅地に飛んでくるスズメバチはたいてい単独で、花蜜を吸うのに余念がありません。高い攻撃性を持つ危険な動物というイメージはあまりありません。
 とにかく綺麗でカッコイイ、大きくて迫力がある。虫好きの人でスズメバチが嫌いな人は少ないと思います。カブトムシやミヤマカミキリ、シロスジカミキリ、タマムシと共に、この大型のハチは山に分け入るとワラワラいます。筆者の家の近くまで遊びに来てくれるのは、秋のスズメバチが最も多く、シロスジカミキリとカブトムシ(とくにメス)がまれに何かの間違いで飛んできます。タマムシはかつてはたくさんいたのですが、最近見かけなくなりました。ミヤマカミキリの訪問は受けたことがないですね。
 ヨーロッパでは、ハチ好きのマニアにとって本種はあこがれの的なのだそうです。全長4cm、女王では5cmにもなる個体がいるというサイズは、ハチの仲間では世界一です。そんな世界的に珍しいサイズのハチが山に行けば普通に見られるなんて、まさに東洋の神秘ってわけです、ヨーロッパ人にとっては。筆者にすれば大きなトカゲやサソリがワラワラいるのが欧州の神秘ですけどね。



 上の写真は、家の前の歩道の植え込みで花蜜をあさっているところです。カメラをうんと近づけても、完全に無視していましたし、隣にいた嫁さんも一緒に覗き込んでいました。
 2005年の秋に、筆者はこの虫をたくさん集めて飼っていたという話を前項でいたしましたが、ケージの中にいるハチたちは、様子が一変してひじょうに獰猛でした。彼らを収容したケージは、安全を考慮してカギのかかる温室に収容していたのですが、筆者が温室の扉を開けると、一斉にカチカチと威嚇音を発しました。ひじょうに目が良いので、人影を捉えるとすぐに反応します。群れで1ヶ所に集まっていると、テリトリー意識が目覚めるのでしょうか。
 最近は春と秋に大きなクマバチもしばしば筆者の家の庭を訪れるようになり、なかなかにぎやかなことです。こうした大型の昆虫が普通に見られる自然環境がずっとあり続けてほしいものです。

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