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蛾の襲来4

2014/10/01


 春から夏にかけてたくさんのガを観てきて、ガの中には夏場は休眠して春と秋に活動する種がたくさんいることを知り、秋はまたたくさんのガの襲来があるのだろうと期待したり憂鬱になったりしていたわけですが、春ほどにはガが多くならないのでいささか拍子抜けしてしまいました。
 季節は朝夕など肌寒いくらいで、啼く虫たちが最盛期を迎えていますが、これからますます寒くなってゆくわけで、これ以上はガが増えるようなことはないでしょう。それでも、開長1cmやそれ以下の、筆者がこれまであまり気に留めなかった小さなガはたくさん飛来します。今日はそうした微細な種を探してみました。



 9月26日。写真で見ると大きさが判りませんが、実物は前翅長数ミリ、開長にして1cmそこそこの小さな白いガです。



 これもひじょうに小さなガです。上のガとよく似ていますが、全体的に麦わらあるいは畳のような色をしていて、翅の形状もちがいます。



 ズームアップすると、前後の翅を縁取るように毛がたくさん生えています。



 このガで開長2cmくらいでしょうか。胸部側縁から前翅前縁にかけて黄色いラインが入っていてひじょうに個性的です。



 翅の鱗粉は羽化すると脱落するのでしょうか、翅は半透明です。胴部は真っ白ですが。また、尾端ン近くまで伸びている長い触角も特徴的です。



 翅をいっぱいに開いていないので、開長は想像ですが、前翅長からすると3cmていどでしょう。やや大きめのガです。淡い茶色の模様がなかなかカラフルです。



 9月27日。地味だぁ。肉眼では黒っぽい小さなガです。前翅長1cm少々といったところ。写真で大きくして見ると、けっこう模様がついていますね。



 ひじょうに大きなレーダーのような触角を持っています。



 9月28日。前翅長で2cm以上はあるかなり大きなガです。高所にいるものをデジカメの望遠で狙ったので、模様はよく判りません。



 緑色が鮮やかなとても美しいガですが、実際には開長1cmていどの微細な虫です。



 ある種の樹皮のような模様を持つガです。前翅長で2cmたらずといったところです。



 翅を筒状に巻いて止まっています。体長15mmていどです。



 これも翅を筒状に巻いています。体長も同じく1mmていど。よく見ると産卵しているようです。こんな建造物の壁に産卵しても、幼虫の餌がありません。



 ちょっかいを出すと、翅を拡げました。かなり様子が変わります。



 少し翅を閉じたところ。最初のように翅を筒状に巻こうとしません。いつでも飛び立てるように警戒態勢をとっているようです。



 斑紋がたいへん美しいガですが、肉眼ではひじょうに小さくて黒地に白い点々のゴマダラ模様のように見えました。開長1cmていどです。触角が後方に長く伸び、尾端にまで達しています。



 やや大きめの地味なガです。地味なりに模様がありますね。



 頭部はこんな感じ。やはり地味です。



 なんだか不思議な色調のガです。前翅長で15mmていど。小さなわりに立派な前肢が見えています。



 地味です。翅もボロボロです。過ぎ行く秋の気配を感じさせます。わびしです。
 ということで3日間で14種ばかりの小さなガを撮影しました。探索時間はそれぞれ10分ていどで、歩いた距離は200mくらいです。26日と28日はガを探す目的で歩きましたが、27日は通勤途上で見つけたものを1種撮りました。ほかにも地味なメイガの仲間とかがいましたが、遠くて上手く写らなかったり、撮ろうとして逃げられたりしました。わずかのスペースにもじつにたくさんのガが集まるものです。

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