1_萌萌虫雑記帳.png

秋の啼く虫15連発(11)
クサヒバリ

2014/10/08


 ヒバリ類(ヒバリモドキ科)の仲間は、小さくてすばしこくて扱いが大変です。コオロギのように地表を駆けたり跳ねたりするよりも、高さのある草や木に止まっていることが多い虫です。目線より上の方から、リリリリリ……と昼夜を問わず啼いていますが、なかなか姿を見ることができません。立ち木に産卵するようなので、おそらく生涯地表に降りることはない、樹上生活者なのでしょう。
 筆者は、若いころに草むらで本種を捕獲したことがありますが、基本的にはコオロギやバッタの群れなす草むらには棲んでいないようです。



 体長は7mmていどととても小さく、後肢は太くジャンプ力があります。ノミのように一瞬でいなくなるような跳ね方をしますから、逃がすと捕まえるのが大変です。体は色白で柔らかく、そのことも扱いを難しくしています。加えてプラケースの側面を平然と登ります。



 オスは、前翅にアメ色の光沢があり綺麗です。すばしこい虫ですが、驚かさないように注意深くカメラを近づけると、うまく接写することができました。



 昆虫マットの上にいるところです。マットの粒と比べても本種が小さな虫だということが判りますね。これでもけっこう大きな声で啼きます。パワフルです。



 メスです。大きな腹部に小さな翅、産卵管は少し曲がっていて鋭利です。植物に突き刺して産卵するのに適している形状なのでしょう。



 メスでも後肢の棘が大きく鋭いです。



 ツヅレサセコオロギ(左)とのツーショット。自然界では普通は見られない光景ですが、この写真を見ても本種の小ささが判りますね。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM