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秋の啼く虫15連発(13)
ツユムシ

2014/10/08


 ツユムシは、キリギリスの仲間としては中程度の大きさの虫です。キリギリスを見慣れている人からすると小さな虫ですが、ササキリなどと比べるとずいぶん大きく体高もあります。ツユムシにもいくつか種類があって、種の同定にはけっこう苦戦します。



 ツユムシで合っていると思うのですが、ちょっと不安です。前翅の形状からオスですね。筆者的にはあまり啼いているイメージがないのですが、いちおう啼く虫です。そこそこ飛翔力もあり、危険を感じると飛んで逃げます。ただ、それほど優秀な飛び手でもないので捕まえるのは難しくありません。



 横から見るとこんな感じ。草むらの住人らしい緑色です。



 判りづらい写真ですが、メスです。こうして見ると肢が長いですね。6肢に棘が発達していないことから、主に植物食であることが判ります。この肢では虫の捕獲は難しいでしょう。



 顔はこんな感じ。バッタのそれに似ていますね。



 これもメスです。緊張していない時は、よく肢の掃除をしています。前肢を口で舐めているような動作は肢の掃除だと言われていますが、実際はどうなのでしょう。



 他のツユムシの仲間と、頭部を比較してみました。左はアシグロツユムシ、目玉が突出しています。中央はセスジツユムシ、触角が目より前から生えています。右が本種、触角が左右の目の間に生えています。



 ツユムシの仲間は、基本的には草食性です。これまで飼育したことがないのですが、野菜を与えれば良いでしょう。ヨモギやツユクサといった雑草も餌になりますね。キリギリスは昆虫ゼリーもとてもよく食べましたが、この虫はどうでしょう。
 産卵はエノコログサなどの茎にするそうです。大型のコオロギやキリギリス類、バッタ類のように地中に産むもの異なり、セッティングがいささか面倒ですね。

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