萌萌虫雑記帳2024-03-28T02:54:47+09:00JUGEMサンタレムピンクヘアードバードイータhttp://chu.momo.punyu.jp/?eid=53012024-03-28T05:04:00+09:002024-03-27T14:41:58Z2024-03-27T20:04:00Z2024/03/28
ブラジルのサンタレンおよびその周辺に生息する大型のクモです。重量感のある体躯にバンド模様の肢、いかにもタランチュラといった風情のクモです。
バードイーターは、その体格の迫力が魅力ですが、某ショップで長く売れ残っていたようで、ひじょ...筆者毒虫2024/03/28
ブラジルのサンタレンおよびその周辺に生息する大型のクモです。重量感のある体躯にバンド模様の肢、いかにもタランチュラといった風情のクモです。
バードイーターは、その体格の迫力が魅力ですが、某ショップで長く売れ残っていたようで、ひじょうに安価で分けていただきました。クモの世界も様々な美種が追加され、地味目なものは振り向かれなくなってきたのでしょうか。
タランチュラとしては、ひじょうにありがちな模様と言えばそうなのですが、肢のバンド模様が黒とモカ色と言いますか、色的にはかなり個性があると思うのですが。
可愛い顔してるでしょ? 残念ながら1ヶ月を経ずして死んでしまいました。
]]>カンボジアオオタガメhttp://chu.momo.punyu.jp/?eid=53002024-03-27T05:02:00+09:002024-03-22T14:42:24Z2024-03-26T20:02:00Z2024/03/27
輸入昆虫としてはあまり知られていない虫のようにも思えます。筆者も過去に1度だけ、懇意にしているショップの方が、売れ残ったからというので譲ってくださったものを飼っていたことがあります。
体長は70mmほどあって、日本のタガメよりもやや大...筆者庭虫2024/03/27
輸入昆虫としてはあまり知られていない虫のようにも思えます。筆者も過去に1度だけ、懇意にしているショップの方が、売れ残ったからというので譲ってくださったものを飼っていたことがあります。
体長は70mmほどあって、日本のタガメよりもやや大きな感じです。明るい色合いでけっこう奇麗だという印象を受けました。
水生のカメムシですが、流木などを配しておくと、それを伝ってよく水上にも上がっていました。
餌はメダカなどの活餌が最適なのでしょうが、ショップでは時々コオロギを与え、それでもけっこう長生きしていたとのことです。うちでもローチやジャンボミルワームを目の前に持っていって与えていました。
カンボジアの現地では天ぷら等の食材になっていたりしそうですね。
]]>オオゾウムシ3http://chu.momo.punyu.jp/?eid=52992024-03-26T05:04:00+09:002024-03-22T14:41:20Z2024-03-25T20:04:00Z2024/03/26
国内のゾウムシとしては最大級のゾウムシですが、山間部に行きますと意外によく見つかります。これを求めて探すと見つけられないのに、ひょんなことで出会ってしまう、そんな神出鬼没なところがありますね。
飼育下では昆虫ゼリーで飼育することが...筆者雑虫2024/03/26
国内のゾウムシとしては最大級のゾウムシですが、山間部に行きますと意外によく見つかります。これを求めて探すと見つけられないのに、ひょんなことで出会ってしまう、そんな神出鬼没なところがありますね。
飼育下では昆虫ゼリーで飼育することができますが、キュウリやバナナも食します。バナナはかなりお好みのようですが、腐敗が早くコバエだらけになるのが難点ですね。
樹上生活者のイメージがある虫ですが、飼育下では日中けっこう地中に潜っていたりして、ハナムグリ類を飼っているようです。
お得意の擬死は、飼い込むうちにだんだん見られなくなるように思えます。
飼育下では交尾行動をしばしば観察できます。最初は夜間でしたが、日中でも交尾していることがあります。
交尾はするけれど、飼育下ではなかなか産卵行動をしないところが残念で、飼育下での繁殖が容易ならけっこう人気が出るのではないでしょうか。
幼虫は、雑木林の広葉樹やマツにも寄生すると言われています。
]]>モリアオガエル2http://chu.momo.punyu.jp/?eid=52982024-03-25T05:05:00+09:002024-03-22T12:42:45Z2024-03-24T20:05:00Z2024/03/25
2000年の夏に能勢山地の南部川西市の山の中で採集した個体を、単独飼育で3年ばかり飼っていた時のことです。
捕獲した時は明るい緑色でしたが、暗い箱の中に入れて持ち帰ると、茶色っぽくなりました。
プラケースに収容しました。よく肥...筆者両生類2024/03/25
2000年の夏に能勢山地の南部川西市の山の中で採集した個体を、単独飼育で3年ばかり飼っていた時のことです。
捕獲した時は明るい緑色でしたが、暗い箱の中に入れて持ち帰ると、茶色っぽくなりました。
プラケースに収容しました。よく肥えていますね。
ずいぶん茶色になってしまいました。
日中、明るいところに置いておくと、緑色が蘇ってきました。
模様のない単色のモリアオ君ですが、頭部から背中にかけてにうっすらと茶色い模様が。
この子は1度も啼いたことがありませんでしたから、たぶんメスですね。
飼育環境に馴れて落ち着いてからは、夜間も明るい緑色をしていました。
すばらく飼っていると人にも慣れて、ピンセットで活き虫を与えたりできるようになりました。パクっと食いついて、両手で餌を押し込むしぐさが可愛いです。
秋が深まり、餌を摂らなくなるとげっそり痩せてしまいます。
ケージの中に加水したミズゴケで満たしたタッパーを入れ、フタの一部を切除しておくと、ミズゴケの中に潜りこみました。
越冬中です。目を閉じてますね。
春になってタッパーから出てきたところ。体はミズゴケまみれです。
数日して餌を食べ始めると、体格が元に戻りました。
無紋の個体はシュレーゲルアマガエルに似ていますが、充分に成熟した個体では、かなりサイズ差があり、モリアオ君の方がずいぶん大きいです。繁殖に参加するために集まってくる個体は、おおむねこのサイズで、小さな個体はあまり見られません。
山の中で白い泡状物質を発見すると、モリアオ君の卵塊と見まちがえる人がいますが、それはたいていアワフキムシです。モリアオ君の卵については前賞を参照してください。
]]>ハイイロチョッキリhttp://chu.momo.punyu.jp/?eid=52972024-03-24T05:09:00+09:002024-03-22T12:40:42Z2024-03-23T20:09:00Z2024/03/24
長い口吻を加えた全長でも1cmに満たないような、小さくて地味なチョッキリゾウムシの仲間です。オトシブミ科の昆虫です。植物の枝や葉、芽などを切り落とす習性のある虫を多く含みます。本種もドングリに穴を開けて産卵し、それを切り落とします。
...筆者雑虫2024/03/24
長い口吻を加えた全長でも1cmに満たないような、小さくて地味なチョッキリゾウムシの仲間です。オトシブミ科の昆虫です。植物の枝や葉、芽などを切り落とす習性のある虫を多く含みます。本種もドングリに穴を開けて産卵し、それを切り落とします。
手の甲をちょこまか歩いているところ。ゾウムシのくせにけっこう活発です。
プラケースに入れてしばらく飼っていました。木製の餌皿の上を歩き回っています。
餌皿の昆虫ゼリーを見つけました。幼虫はカシやナラ類のドングリに寄生しますが、成虫は果実も好むようです。
成果から秋口にかけて、持ち腹のメスを入手できれば、ドングリの付いた枝と共にケージに入れておけば、産卵の様子が観察できるかもしれませんよ。
]]>ヤコンオサムシhttp://chu.momo.punyu.jp/?eid=52962024-03-23T05:02:00+09:002024-03-22T12:39:16Z2024-03-22T20:02:00Z2024/03/23
本州と四国の林や山間、河原などでも見かけるオサムシです。一見地味な黒い虫ですが、光の辺り具合でオレンジ色の光沢を呈することがあります。翅鞘に左右各3本ずつかなり明瞭な点刻の列があります。
2000年6月に腐肉とラップで採集した個体です...筆者雑虫2024/03/23
本州と四国の林や山間、河原などでも見かけるオサムシです。一見地味な黒い虫ですが、光の辺り具合でオレンジ色の光沢を呈することがあります。翅鞘に左右各3本ずつかなり明瞭な点刻の列があります。
2000年6月に腐肉とラップで採集した個体です。鶏肉、二枚貝、熱帯魚フードでも採れることがあります。半年ほど飼育していました。
飼育下では熱帯魚フードやドッグフードを与えるのがお手軽ですが、ミミズやミルワームのような活き虫も食べます。ミミズの方が見つけやすいように思えます。
こんな感じの環境を仕立てて飼っていました。写真左の餌は熱帯魚フードです。
与えたことはありませんが、カタツムリも喜んで食べると思います。
]]>クロトラカミキリhttp://chu.momo.punyu.jp/?eid=52952024-03-22T05:04:00+09:002024-03-20T13:00:24Z2024-03-21T20:04:00Z2024/03/22
2000年2月下旬、虫好きの知人が送りつけて来た小虫です。北摂の山間で採集した植物のツルの中から出てきたとのことでした。この虫の生態についてはよく存じませんが、成虫で越冬する習性があるのでしょうか。あるいは秋に羽化してそのまま植物の中にいたの...筆者雑虫2024/03/22
2000年2月下旬、虫好きの知人が送りつけて来た小虫です。北摂の山間で採集した植物のツルの中から出てきたとのことでした。この虫の生態についてはよく存じませんが、成虫で越冬する習性があるのでしょうか。あるいは秋に羽化してそのまま植物の中にいたのでしょうか。ただ、本種の食草はクリ、コナラ、サクラ、ケヤキ、エノキといった落葉広葉樹なので、ツル性植物の中で羽化したとは考えにくいのですが。
プリンカップに軽く加水したティッシュを敷き、自室で管理していました。餌は昆虫ゼリーを少量。
室温が10℃近くになると活発に動き回っていたと記録にあります。
この状態で2ヶ月以上生きながらえたようです。
本種の近縁種にエグリトラカミキリがいます。エグリの方は、本種ほど翅鞘の先端がとがらないようです。
この小さなカミキリは、ヤブガラシ等の花によく来るイメージがありますが、最近はなかなかお目にかかれないですね。
]]>モーレンカンプオオカブトhttp://chu.momo.punyu.jp/?eid=52942024-03-21T05:08:00+09:002024-03-20T12:59:13Z2024-03-20T20:08:00Z2024/03/21
ボルネオ島の標高1400mを越えるところに生息するオオカブトの仲間で、ボルネオオオカブトの別称で呼ばれることも多い虫です。1999年7月、輸入ルートのコネのある知人経由で入手したものです。当時はまだ外国産の昆虫の輸入はあまり行われてなかったので、...筆者庭虫2024/03/21
ボルネオ島の標高1400mを越えるところに生息するオオカブトの仲間で、ボルネオオオカブトの別称で呼ばれることも多い虫です。1999年7月、輸入ルートのコネのある知人経由で入手したものです。当時はまだ外国産の昆虫の輸入はあまり行われてなかったので、ひじょうに貴重な虫でした。筆者にとっても初めて目にする東南アジアのオオカブトでした。
アトラスオオカブト属の仲間で、オスの前胸背板に二股の大きな角がありますが、アトラスやコーカサスのように湾曲せず、直線的に前に伸びるのが特徴です。
メスは、同属のコーカサスのそれと見分けがつけにくいです。高山の虫なので、日本の平地の夏は暑すぎて耐えがたい状況です。基本的には夏は冷房、冬は暖房が必須になりますが、当時はケージを日陰に置いて飼っていました。
全長100mm越えのオスはなかなかの迫力です。体に対して前胸が大きいですね。頭部の1本角も大きいです。
7月中旬には早々と産卵が確認できました。
得られた卵は個別にプリンカップに収容し、涼しい縁の下に収容しました。
8月上旬に孵化を確認。産卵から3週間ほどかかっています。
8月中旬の初令幼虫の様子。ずいぶん大きくなりました。
この頃に成虫のオスが死去し、メスは8月下旬に死んでいます。
9月上旬、2令幼虫です。体に対して頭部が大きく、加令してからそれほど経っていません。
大きな頭部。見た目は日本のカブトムシのそれとあまり変わりませんけど。
10月中旬。終令幼虫です。
C字に丸まった直径が40mmを越え、日本のカブトムシよりも10mmばかり大きいです。
まことに残念ながら、当時の記録はここまでで、蛹化までは育てられなかったようです。
]]>オカダンゴムシ大玉11http://chu.momo.punyu.jp/?eid=52932024-03-20T05:05:00+09:002024-03-13T08:13:55Z2024-03-19T20:05:00Z2024/03/20
3月になってから暖かくなるという予報とは裏腹に気温が上がらない日が続きましたが、ようやく春らしい日が多くなってきました。等脚類たちも何とか試練の季節を脱しつつあると言ったところです。
ご近所の公園の近くで集めた大玉のダンゴムシたち...筆者雑虫2024/03/20
3月になってから暖かくなるという予報とは裏腹に気温が上がらない日が続きましたが、ようやく春らしい日が多くなってきました。等脚類たちも何とか試練の季節を脱しつつあると言ったところです。
ご近所の公園の近くで集めた大玉のダンゴムシたちですが、小さなケージではやはり大きく育つことはなさそうです。
同じオカダンゴムシでも他のタイプは冬場も生育状態良好でしたが、この子たちはいまいちですね。
シロトビムシが大繁殖しています。多少のトビムシはダンゴムシとの相性も悪くないのですが、増えすぎるのは、ダンゴムシが衰退している証拠です。
みんな模様が出て、小ぶりの個体ばかり。採ってきた時には真っ黒で大きかったのに。
春になってエサ食いも良くなってきました。これから大きく育たないものでしょうか。
別ケージで飼っている1月に入手した大玉たち。
黒くて大きいです。冬場の生育状態も悪くなく、トビムシもひじょうに少ないです。黒い粒は糞です。飼育下では糞も大事です。
模様が出てきた子を発見。飼い始めた頃は全員まっ黒だったと思うのですが、ちょっと自信ないけど。
この個体群はまだうちへ来てからは繁殖していません。今後に期待しましょう。
]]>馴化http://chu.momo.punyu.jp/?eid=52922024-03-19T05:12:00+09:002024-03-13T08:12:53Z2024-03-18T20:12:00Z2024/03/19
オーストラリアに棲息するアガマの仲間ですが、ペットトカゲとしてはあまりにも有名ですよね。筆者が初めて出会った頃は、グレーの地味な体色のものが普通でしたが、その後日本でも様々な改良品種が作出され、様々な色彩や模様の個体が流通しています。
...筆者フトアゴヒゲトカゲ2024/03/19
オーストラリアに棲息するアガマの仲間ですが、ペットトカゲとしてはあまりにも有名ですよね。筆者が初めて出会った頃は、グレーの地味な体色のものが普通でしたが、その後日本でも様々な改良品種が作出され、様々な色彩や模様の個体が流通しています。
以下は以前に飼っていた頃の様子で、もうずいぶん離れているので、現在はまた新たな品種がたくさん出ていることでしょう。
オスは、体格がしっかりしています。けっこう気性が荒く、複数飼育や異種との混合飼育の場合は、慎重に観察してゆく必要がありますが、人にはよく慣れます。その馴化の度合いは、他と群を抜いていて、例外的と言えます。とくに手を尽くさなくても、やすやすとハンドリングできるようになります。おかげでペットとして人気が衰えることがありません。
メスです。幼い頃は地味なグレーでしたが、成長すると随所に赤みが出てきました。
腹側まで鮮やかなオレンジ色をしています。最近ではこういうのが当たり前で、地味なグレーのノーマル個体の方がレアかも知れませんね。
エサは、葉野菜やイグアナフード。アフリカや中近東のアガマ類と同じです。従って上手くやれば他のアガマ類との同居も可能です。イグアナフードより高タンパクなフトアゴフード等も市販されています。筆者は他種との混生飼育をしていたので、イグアナフードを使用し、時おりジャンボミルワームやコオロギを与えていました。
脱皮中のメス。赤枠内は頭部のズームアップ。
日光浴は欠かせません。強い熱を発するバスキングライトを局所的に設け、夜間は消灯します。紫外線量の多い蛍光灯の併用が以前は常識的でしたが、最近はサプリでカルシウムを補給することの有効性がよく言われています。ケージから出して自然光で日光浴させる人もむかしは多かったですが、今はどうなんでしょう。人によく慣れますから、ケージから出すのにもあまり気を使いません。
子供です。飼育者を見て駆け寄ってきました。
幼体の頃からでもよく人に慣れます。
成体のオスは、縄張り意識が強いようで、大きな相手にも立ち向かってゆきます。図体の大きなエジプト君が撃退されていましたが、そのうち若いし、仲良く暮らすようになりました。
交尾しています。メスが2頭いますが、交尾しているのは下に写っている小さな若いメス。
飼育下での繁殖もよく行われています。通常よりやや高温多湿にした砂場を設けてやると良いようですが、設置した産卵場所以外に産み散らかすことも多いです。
孵化したベビーはデリケートなところがあり、育て上げるのはやや難しいです。基本的には成体と同じ飼い方ですが、活虫を与える度合いを多くしてやります。
]]>エジプトトゲオアガマ3http://chu.momo.punyu.jp/?eid=52912024-03-18T05:09:00+09:002024-03-13T08:11:47Z2024-03-17T20:09:00Z2024/03/18
2004年頃、ベビーを飼っていたことがありました。ベビーと言ってもけっこう大きいです。さすがはトゲオアガマの最大種。最も生まれて間もない個体ではなく、1〜2歳ていどだったと思います。
手のひらに乗るエジプト君です。幼体には背中に丸い斑...筆者トゲオアガマ2024/03/18
2004年頃、ベビーを飼っていたことがありました。ベビーと言ってもけっこう大きいです。さすがはトゲオアガマの最大種。最も生まれて間もない個体ではなく、1〜2歳ていどだったと思います。
手のひらに乗るエジプト君です。幼体には背中に丸い斑紋のあるものもいますが、この子は親と同じ無紋です。
性格も成体と同じです。温厚で臆病なところがあります。野生個体を入手しても、飼育下ではすぐに人に慣れます。ただハンドリングは嫌がりますから、根気よくかまってやって、触られてもまったく平気になるまで慣らしてゆきます。この辺りも成体と同じです。
エサは、コマツナ、サヤインゲンといった野菜類にイグアナフードを混ぜて与えていました。他にも様々な葉野菜を食べ、水分補給はこうした野菜類から行ないます。活虫も大好きです。幼体のうちは生態よりも頻繁に虫を与えます。
前項にも記載しましたが、豆類は幼体でも大好物です。サヤインゲン、モロッコインゲンは適当にハサミで切って、レンズマメは生のままエサに混ぜてやります。
ベビーも成体同様に頻繁に砂をかいて穴掘りの動作をしますが、幼体の間は目に砂ぼこりが入りやすく、白い目ヤニがよく出ています。湿らせたティッシュでふき取ってやります。このためにも早くハンドリングに慣れさせる必要があります。
目ヤニで目が開かなくなっています。目に砂粒が入ってしまうこともあります。先の細いピンセットで慎重に取ってやります。ハンドリングに慣れていると、異物を取り除く間もおとなしくしています。
幼体の飼育では、砂粒や砂ぼこりにけっこう悩まされます。とは言え砂遊びが大好きですから、砂を敷かずに飼うのも躊躇われます。頭痛いところですね。
]]>レッドファイアーシュリンプ2http://chu.momo.punyu.jp/?eid=52902024-03-17T05:03:00+09:002024-03-11T06:58:51Z2024-03-16T20:03:00Z2024/03/17
飼い始めてまだ2ヶ月にならないのに、もう消滅しそうです。本種がとくに脆弱で、死滅してしまったというよりも、色が抜けてしまったのではないでしょうか。
ミナミヌマエビの改良品種の中でも、透明感のないしっかりとした赤色をしていたので、長...筆者無脊椎たち2024/03/17
飼い始めてまだ2ヶ月にならないのに、もう消滅しそうです。本種がとくに脆弱で、死滅してしまったというよりも、色が抜けてしまったのではないでしょうか。
ミナミヌマエビの改良品種の中でも、透明感のないしっかりとした赤色をしていたので、長らくその色を留めると思っていたのですが、ダメでした。
上下に横向きにいるのがヌマエビで、真ん中に立て向きにいるのが本種です、見た目あまり変わらなくなってきました。赤い丸いものはインドヒラマキガイです。
ヌマエビに比べるとわずかに赤みがあるていど。脱皮すると白っぽくなっちまった、そういうことかも。
赤みを充分に残している子も、わずかに残っています。
この子も次に脱皮したら白っぽくなってしまうかも。
みごとな赤色をしたヌマエビをネット上の写真ではよく見かけますが、皆さんどのようにして体色を維持されているのでしょう。色揚げ効果のあるエサですか? とりあえず赤い子がいなくなる前に撮っておきました。
]]>クマワラジムシ ホワイト5http://chu.momo.punyu.jp/?eid=52892024-03-16T05:05:00+09:002024-03-11T06:57:38Z2024-03-15T20:05:00Z2024/03/16
成長してもまったく色が乗らない、色素を持たないタイプです。写真だとシロワラジムシという小さな虫を拡大したものと変わりません。実際には、ひじょうによく動き回るので、見た目全然異なります。シロワラジムシはあまり動きません。
等脚類の生...筆者庭虫2024/03/16
成長してもまったく色が乗らない、色素を持たないタイプです。写真だとシロワラジムシという小さな虫を拡大したものと変わりません。実際には、ひじょうによく動き回るので、見た目全然異なります。シロワラジムシはあまり動きません。
等脚類の生後間もない幼虫は、基本的に白いので、それがそのまま大きくなったようです。
飼い始めて3年半ですが、きれいな白色を維持しています。オカダンゴムシのT−(チロシナーゼネガティブ)と同様、メラニン色素を形成する原因を持たないのかもしれませんね。
じゃっかん黒いものが見える気がしますが、透明感があるので内臓が透けているだけです。
ダルメシアンオオワラジムシのホワイトタイプがネット上に流通していたことがあり、この個体群もそれかと疑ったことがありますが、ダルメシアンほどには大きくなりません。
ケージの最下層に、たくさんのチビが群れていました。クマワラジムシの中では現在最も繁殖が進んでいます。
ワラジムシは大食なので、乾燥葉を与えるとたちどころになくなってキリがないので、おおむねドッグフードで育てています。しかしそれだけでは足りずに、腐葉土もどんどん食べ、すぐに粉々のパウダー状にしてしまうし、足場用の樹皮も穴だらけにしてしまいます。
]]>クマワラジムシ ピーチ12http://chu.momo.punyu.jp/?eid=52882024-03-15T05:05:00+09:002024-03-11T06:56:25Z2024-03-14T20:05:00Z2024/03/15
飼育を開始して4年半になります。幼体数匹から飼い始めたのですが、現在は大群に発展しています。この間、群れが衰退したことは1度もありません。クマワラジムシは本当に頑健ですね。
写真で見ると、オレンジタイプとあまり変わらないようにも見...筆者庭虫2024/03/15
飼育を開始して4年半になります。幼体数匹から飼い始めたのですが、現在は大群に発展しています。この間、群れが衰退したことは1度もありません。クマワラジムシは本当に頑健ですね。
写真で見ると、オレンジタイプとあまり変わらないようにも見えますが、肉眼ではもっとピンクに近い色に見えます。若い個体は色が明るくて、ベージュのようにも見えます。オレンジタイプはもっと小さな頃からオレンジ色をしています。
同程度のサイズのものでも、かなり色むらがありますね。こうした個体差は最近とくに顕著になってきた気がします。
全体的に観ると、以前より色が薄くなって来たような。このままどんどん薄くなって白になってしまったら…。
オレンジやホワイトでは、こうした体色の変化はほとおど見られませんので、ピーチタイプの特徴と言えますね。
ピーチもオレンジも人為的に選別固定されたものですが、ピーチだけにこうした色むらが生じるのも不思議です。
比較的大きな個体を撮ったのですが、ずいぶん白っぽいです。こういうのがどんどん増えたら、いずれピーチじゃなくなりますね。
]]>クマワラジムシ オレンジ15http://chu.momo.punyu.jp/?eid=52872024-03-14T05:04:00+09:002024-03-11T06:55:10Z2024-03-13T20:04:00Z2024/03/14
去年の暮れに腐葉土交換したところなのに、もうすっかり劣化して、腐葉土はパウダー状になり、それに加水するので粘土状になってしまいます。冬は加温しているので、それが一部固まって新たな地形と化しています。
温室内でも比較的温度の高いとこ...筆者庭虫2024/03/14
去年の暮れに腐葉土交換したところなのに、もうすっかり劣化して、腐葉土はパウダー状になり、それに加水するので粘土状になってしまいます。冬は加温しているので、それが一部固まって新たな地形と化しています。
温室内でも比較的温度の高いところに置いているので、水分が蒸発して土が乾いてしまうのが早いのですが、虫たちはあまりダメージを受けていません。頑健ですね。
水分の蒸発を想定して多めに加水するので、乾燥と多湿の繰り返しになりますが、そんな中でも幼虫が生まれてきています。
木炭をまくると、その下は大混雑。暖房で乾いて行くなか、ここが最後のオアシスだったのでしょうか。
オレンジタイプは最も長く飼育している個体群です。やがて8年になります。それだけ累代を繰り返しても形質の劣化は見られません。近親交配にも強いですね。
2022年2月に、時々出現するノーマルタイプをすべて取り除き、それらを逆選別のノーマルとして現在も管理していますが、ノーマルからはいまだにオレンジが生まれることがありますが、オレンジからはその後ノーマルは現れていません。
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